6月最初の土曜日は、アメリカでは”National Bubbly Day”。つまり、スパークリングワインの日。「バブリー」「バブルス」は泡の出るワイン全般を指す愛称として、長いこと親しまれて来ました。2017年に米国で、スペインのスパークリング、カバをきっかけにできた記念日ですが、その頃から世界各地の泡のワインを楽しむ日として定着しています。
記念日の祝い方は人それぞれ。仲間を呼んで、あるいは家族やパートナーと乾杯するのもよし。ひとりでウキウキ気分を味わうのもアリです。特別なお祝いごとなどなくても、ピチピチとはじける泡には、心が華やぎます。翌日が日曜日だから、出勤を心配することなく安心して楽しめますね。
今回のピックアップは、1987年にスペイン国王夫妻がカリフォルニアを訪問した時に供されて以来、愛され続けているワイン。5年の長期熟成により旨味が層を織りなすふっくらとした味わいは、魚介類の料理はもちろん、甘めのフードや風味の強いチーズにもマッチします。手軽にデリで揃えてみたものに合わせました。
ロースハム&コールスローのドーナツサンドは、紫キャベツとの色との相性や甘しょっぱいココナツシュガーと好相性。ピスタチオとアプリコットのタルトは、ワインの中のブリオーシュやフルーツの風味と溶け合います。ロックフォールの塩気とミルキーさは、ワインの泡のフレッシュさを引き立てます。
#NationalBubblyDayを付けて、カリフォルニアのスパークリングで夏の始まりを祝いましょう
文・写真: 近藤さをり
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@gloriaferrerwinery