チョコレートが定番のバレンタインデーに比べて、何を選んだら良いのか、いまひとつ悩みがちなホワイトデー。お酒が飲める人に贈るなら、ワインはいかが?甘口ワインなら、炭酸で割って低アルコールにしたり、逆にスピリッツをベースにハードなカクテルにしたり、あるいはアイスクリームに掛けたりと、けっこうアレンジの幅が広いのです。

シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンのイメージが強いカリフォルニアワインですが、実はマスカット系のブドウも根強い人気を誇っています。甘口ワインは、おばあちゃんの飲み物、と思っている人、いますよね?でもアメリカでは飲酒年齢に達したミレニアル世代の間で、マスカット系品種の甘口ワインがウケていたという事実もあります。一周回って新しくてオシャレ。こんな背景のストーリーも含めて、プレゼント向きです。

他の物と一緒に渡しても荷物になり過ぎないハーフボトルは、受け取る人への思いやりの心も表せる、気の利いた贈り物と言えます。

片手に収まる可愛らしいサイズのハーフボトルは、プレゼントとセットで渡すのに最適。シルバーの地にアーティストがハートを描いたラベルは、甘すぎないテイストの品のあるデザインです。簡単に開けられて、飲み残しを取って置きやすいスクリューキャップも、ちょい飲み派には嬉しい設計。

「エリジウム ブラックマスカット 2017」は、“マスカットキング”の異名を取るクアディー・ワイナリーがつくる人気のデザートワインです。グラスから立ちのぼるバラの花びらの香り、イチゴやプラムの果実感ぎっしりの甘酸っぱい液体がするりと喉を流れ落ちて行きます。その感覚はまさに、ギリシア語で「永遠の至福、極楽」を意味するエリジウムの名のとおり。

デザートワインとしてそのまま飲む時は、ブルーチーズやフルーツ系のスイーツと抜群の相性。濃く豊かな赤い果実のフレーバーがあるので、カクテルの材料としても最適です。シンプルに炭酸水で割ってスプリッツァーにしたり、グラスにクラッシュドアイスを入れて炭酸水とレモン果汁を注いでセルツァーにすると、より爽やかに。ウイスキーとレモン果汁でスコッチ・サワー、ウォッカをベースにフレンチマティーニなど、ちょっと本格派のカクテルにアレンジしても。リキュールに比べて、より複雑味がありスッキリとしたバランスに仕上がります。

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●文・写真: 近藤さをり