芸術の秋、食欲の秋の到来です。

滋味溢れる季節の食材とともに、果実味やタンニンをしっかりと感じるフルボディの赤ワインが飲みたくなります。そう、カリフォルニアワインの王道、カベルネ・ソーヴィニヨンです。

南北に長いカリフォルニアには、有名なナパやソノマ以外にも多くの銘醸地があります。同じカベルネ・ソーヴィニヨンという品種でも、気候や土壌、造り手によって味わいの個性が異なるのがカリフォルニアワインの魅力です。

この品種にはお肉、特に牛肉の料理を合わせる方が多いのではないでしょうか?でも実は、意外にも魚にとても合うんですよ。とりわけ、鉄分の多いマグロ、カツオ、ブリ、サバなど赤身の魚がオススメです。

今回は、これからの季節どんどん美味しくなっていくサバと合わせました。
こだわったのは付け合わせのキノコと赤味噌ベースのソースです。赤ワインを煮詰めて、みりん・バター・醤油・赤味噌を入れたソースは、肉・魚・野菜全ての食材に合う万能アイテムです。

カベルネ・ソーヴィニヨンの果実味と程よいタンニン、樽熟成由来の香りとサバの焼き目の香ばしさのペアリングを是非楽しんでみてください。

<レシピ>
サバのソテー キノコ添え、赤ワイン味噌ソース

材料 2人分
サバ:2切れ
キノコ(まいたけ、しめじ、椎茸など):適量
オリーブオイル:適量
塩・胡椒:適量

(ソース)
赤ワイン:100cc
みりん:大さじ1〜2(お好みで甘さ調整)
バター:30g
醤油:小さじ2くらい(味噌の辛さによって調節)
赤味噌:30g

1. 赤ワインを1/3位まで煮詰め、みりんとバターと醤油、最後に赤味噌を入れて少々煮詰めソースを作る
2. サバは食べやすい大きさに切り塩・胡椒する。フライパンにオリーブオイルを熱し、皮目から両面焼く
3. キノコはバットにオリーブオイルと塩をふり、200度のオーブンで10分ローストする
4. お皿にサバを盛り付け、その上にキノコをトッピングして、上からソースをかける
(お好みで周りにもソースを敷いたり、ピンクペッパーを散らす)

●文・写真:山本侑貴子
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