来店客の9割がプライムリブをオーダーするそうです🥩。一番人気は300gのロウリーカット。サイドディッシュの定番、クリームドスピナッチとマッシュドポテトとクリームドコーンを付けると、ひとりで平らげられるのか?と思うボリュームです。でも、別盛りのフレッシュホースラディッシュとホイップドクリームホースラディッシュや、テーブルに設置のシーズンドソルトとシーズンドペッパーで味変しながら食べ進め、さらに相性の良いワインがお供に加わると、ナイフとフォークを持つ手が加速します。

店のボトルワインの殆どがアメリカ産で、その8割以上がカリフォルニア。バイザグラスは2か月ごとに入れ替わりますが、年間を通じてカリフォルニアの比率は9割に至ります。1杯120ml、ディナーでよく飲まれるそうです。ビュフェ付のランチは、プライムリブを65gからオーダーできるので女性客に人気。

プライムリブ ロウリーカット×アテニウム・メルロー
ペアリングの鍵は柔らかさ。プライムリブの焦げ感のない味と食感の柔らかさと、メルローの柔らかな果実味とのバランスです。お好みにより、シラーやジンファンデルもお勧めとのこと。渋みが穏やかな赤ワインなら、ジューシーな肉質とグレービーソースの美味しさが引き立ちます。

お勧めのワインをずらりと並べて微笑むのは、ソムリエの富岡里江さん。1938年の本店創業当時から変わらないという制服の白い襟に、ソムリエバッジがキラリと輝きます。学生時代にブライダル配膳のバイトを通して飲食サービスに関心を持ち、この世界へ。撮影準備に際し、テキパキとした気働きの良さが目立つと思ったら、カメラが趣味とのこと。カリフォルニアの現地視察ツアー参加時に、その腕を振るい、思い出を形に残せたようです。

看板の下で来店客を出迎えるのは、ロウリーズのアイコン、シルバーカート。焼き上げたプライムリブを保温してテーブルまで運び、好みの焼き具合やサイズに合わせて目の前で切り分けるシーンは食欲をそそります。塊肉をカービングする様子は、Instagramのリールでご覧ください。

https://www.instagram.com/reel/CmYc7Vlj0Io/

ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂
東京都港区赤坂1-8-1
赤坂インターシティ AIR 3F
営業日と営業時間は公式ウェブサイトをご確認下さい。
TEL:03-5545-1429
https://lawrys.jp/pages/akasaka

ロウリーズについては、本年5月の恵比寿店の投稿

をご参照下さい。

文:近藤さをり
写真:小松勇二