明日から始まるシルバーウィーク、Go Toトラベルの人もいれば、様々な理由からステイホームを続ける人も多い筈。たとえお籠りを決め込んだとしても、せっかくの連休。お休み気分は味わいたいですよね。そんなおうち時間を充実させる、自分ならではのワインと一緒に過ごしてみてはいかが?

カリフォルニアワインのラベルには、ジャケ買い心理をくすぐる、楽しくて個性的なものがたくさんあります。

写真の一番左のボトルは現地では球場で販売されているというメジャーリーグ公認ワイン。ボトルに貼られた野球ボール型のホログラムシールは公認グッズの証である個体識別番号付き。日本人選手活躍への期待に胸膨らませながらテレビ観戦する時、高揚感を掻き立ててくれそう。

写真左から2番目はラベルがアナログレコード盤のセンターラベル部分そのもののワイン。デジタルにはない温かみのあるローファイな音楽を聴きながら飲めば、ワインの味わいとの共通点が見えてくるかも。

写真左から3番目はコンテンポラリー・アーティスト椿昇氏の手になる、ワインの酵母の精霊が描かれたアートラベル。こうも仁王立ちになって凝視されると、ワインとじっくり向き合って飲まねばという気持ちになります。

最後に写真の一番右は遺失物取扱所という意味の名を持ち、そのピクトグラムがデザインされたワイン。これを見て忘れ物の多かった旅行の思い出に浸るか、それとも自分の探し物は何なのかをじっくり内省するかは、あなたの人生経験次第。

ジャケ買いしたワインの味わいが、その時の気分や自分の好みとぴったり合ったら、ハッピー感この上なしです。

●文・写真:近藤さをり