世田谷の感性や住宅街を歩いていると忽然と現れる西海岸のような空間。店の内外にカリフォルニアワインの文字が踊り、隣には設計事務所のカリフォルニア工務店が。この一帯、バブル前の80年代はデニーズ他ファミレスや、椰子の木があったりして、ちょっとしたカリフォルニア村みたいな様相を呈していたそう。そんな流れを汲む場所だから、7年前のリニューアルを経て、この店が周辺住民に愛され続けてきたのも合点がいきます。

カジュアルで広々としたダイニング。家族3世代で訪れるお客もいれば、犬連れが車で来店するなど、幅広い層の人々が思い思いにここで楽しい時を過ごしていきます。今年4~5月に実施のバイザグラスプロモーションでグッドエクスペリエンス賞を受賞。実施期間が終わった今もなお、常時6アイテムのカリフォルニアワインをグラス売り。独自に継続しています。

名物メニューは、食べ応えたっぷりの1ポンドステーキ。お勧めのペアリングや、店舗情報詳細については、写真ごとのキャプションをご覧ください。

ジャスティン・カベルネ・ソーヴィニヨン × リブロース1ポンドステーキ パソ・ロブレスで生まれたボルドースタイルの赤。カリフォルニアらしい果実味と飲んだ後の余韻の甘みは、オリジナルのステーキソースとの高い親和性を生み出します。ジュウジュウと音を立てながら運ばれてくる肉を眺め、期待に胸を膨らませて飲むひと口目から既に美味しい、間違いないワインです。

フィールドレコーディングズ サラダ・デイズ × グリーンサラダ グリル料理に欠かせない定番サラダ。季節の緑野菜のグリルをシンブルに味付けし、葉物野菜と盛り付けた様は、肉料理とのコントラスト鮮やか。アルコール度数9.9%の軽やかで活き活きとしたワインは、まさにその名のとおり、サラダの美味しさを引き立てます。

今年2月に、レストランの片隅にできたエキサイティングな一角。アメリカのワインがずらりと並び、その7割ほどがカリフォルニア。「ここで購入したワインは+2,200円で、レストランで飲めます」と、マネージャーの藤枝健司さん。サーフィンが趣味とのことで、まさにカリフォルニアから太陽を運んできたかのような明るい表情で語ります。

リゾートの気分を味わえそうなオーブンテラスが目を引きます。Dogs OKのサインもあり、散歩の途中にふらりと立ち寄りたくなる開放的な店構え。土日には地元の農家の野菜を販売するマルシェを開催。焼き立ての自家製パンの販売や、ワインの有料試飲即売会など、訪れる人に様々な愉しみを提供しています。

グリル&ダイニング 用賀倶楽部
東京都 玉川台2-17-16 世田谷マイスターハウス
営業日と営業時間は、Facebookや公式ウェブサイトをご確認下さい。
TEL:03-3708-8301

https://www.facebook.com/diningyogaclub
https://yoga-club.jp/

文:近藤さをり 写真:小松勇二