今回のワインは、ナパヴァレーに拠点を持つ大人気のワイナリーさんがつくっているピノ・ノワール。敢えて自社畑を持たず、カリフォルニアの各地の契約農家さんから選りすぐりのブドウを買い付け、それらをブレンドして理想のスタイルのワインに仕上げています。そのこだわりは、ワインのボトルデザインからも伝わってきます。思わず、ジャケ買いしたくなるほどクールでカッコ良いですが、味わいも負けてはいません。 ダークチェリー、スパイスやセージ、それに少々スモーキーさが加わった芳醇な香りが広がり、余韻が長く続きます。甘みと酸のバランスも絶妙。

＜合わせた料理＞
スーパーマーケットで売られている市販の鴨のスモークに、いちじく、サラダ用のリーフを加え、シンプルにオリーブオイルとバルサミコ酢、塩胡椒で、ただ和えるだけの簡単な一皿。 カリフォルニアのピノ・ノワールに合わせてみてください！

＜テーブルコーディネートのポイント＞
夏場は、生花は長持ちしないので、敢えてグリーンのみをテーブルに飾ります。 今回使用したグリーンはモンステラとアレカヤシです。 向かい合って座る場合、中心に生けると邪魔になるので、敢えてサイドに置きます。テーブルの中心にアレカヤシを寝かせて置いてもアクセントになりますよ。 テーブルクロスはモノトーン柄を使用。テーブルに使う色を極力押さえることで、スッキリと仕上がります。

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文・写真：山本侑貴子
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